阪神森越、人生2度目のトライアウトで“プロ1号” 「この打球がいかなかったら諦めが…」

阪神から戦力外となりトライアウトに参加した森越祐人【写真:津高良和】
阪神から戦力外となりトライアウトに参加した森越祐人【写真:津高良和】

第1打席で右前打、第4打席で左翼席へ豪快な“プロ1号”を放つ

 プロ野球の12球団合同トライアウトは12日に43選手が参加して行われ、阪神から戦力外となった森越祐人内野手が一発を含む2安打1打点と猛アピールした。2014年には中日から戦力外を受け人生2度目のトライアウトとなったが「この打球が(スタンドに)いかなかったら諦めつくかなと思って走った。最高の結果が出た。電話を握り締めて待ちたい」と清々しい表情を見せた。

 無死走者なしからカウント1-1で始まったシート打撃。第1打席は屋宜(ヤクルト)から持ち味を発揮する右前打を放つと、第4打席は岡本(ソフトバンク)から左翼席へ豪快なソロホームランを放った。

 プロ9年間で1軍での本塁打は0本。最後のアピールの場で待望の“1号”を放ち「1、2、3で振って最高の結果になった。この打球がいかなかったら諦めがつくと思って走っていました」と笑顔を見せた。

 中日時代を含めこれが2度目のトライアウト受験。2安打1打点と結果を残した森越は「やることはやったので。あとは待つだけ。電話を握り締めて待ちたい」と他球団からの連絡を待つ考えを口にした。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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