DeNA関根、6試合連続安打で打率.292に上昇 初V打に指揮官絶賛「大きな仕事」

ヤキス・デ・オブレゴンでプレーしているDeNA・関根大気【写真:球団提供】
ヤキス・デ・オブレゴンでプレーしているDeNA・関根大気【写真:球団提供】

チームも今季初の5連勝と好調をキープ、首位まで0.5差の2位タイに

 メキシコのウインターリーグに参加し、ヤキス・デ・オブレゴンでプレーしている横浜DeNAベイスターズの関根大気外野手が13日(日本時間14日)、ホームで行われたカニェーロス・デ・ロスモチス戦に「1番・中堅」でフル出場し、初の決勝打を放ち、チームを今季初の5連勝へと導いた。

 0-0で迎えた3回、2死三塁のチャンスで三塁線にノーサインでセーフティーバント。相手投手は打球を処理し、本塁に送球したが、三塁走者の足のほうがわずかに早く、この得点が決勝点となり、オブレゴンが3-1で勝利した。

 地道な練習がついに実った。オブレゴンのセルヒオ・ガステルム監督はメキシコでは珍しく、足を使った攻撃を好んでおり、関根は連日、監督の指示を受け、早出練習でセーフティーバントの練習を繰り返していた。これまでは、なかなか試合では練習通りに決められない日が続いていたが、2死から相手の意表を突く攻撃が成功し、指揮官もしてやったりの表情。「やっと決めてくれた。今日は関根が機能した。大きな仕事をしてくれた」と、期待に応えた関根に目を細めた。

一時は打率1割台もコツコツ上げ3割も目前に

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