鷹、侍5選手に弾丸“3日間キャンプ”を課すワケ「状態を把握し、オフのプランを」

秋季キャンプに合流したソフトバンク・周東佑京【写真:福谷佑介】
秋季キャンプに合流したソフトバンク・周東佑京【写真:福谷佑介】

21日にキャンプ打ち上げとなり、侍ジャパンの5人はわずか3日間だけの参加

 野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーとして「第2回 WBSC プレミア12」優勝に貢献したソフトバンクの嘉弥真新也投手、高橋礼投手、甲斐野央投手、甲斐拓也捕手、周東佑京外野手の5選手が19日、宮崎市内で行われている秋季キャンプに合流した。周東はフルメニューに加えて特守も消化。残る4選手はトレーナーによるコンディションチェックや疲労を取り除くためのランニングなどで軽めに練習を行った。

 ソフトバンクの秋季キャンプは21日まで。17日まで世界一を目指して戦った面々は、松田宣浩内野手を除き、優勝から一夜明けた18日に宮崎入りし、この日からキャンプに参加した。激闘の疲れも残る中で、わずか3日間のキャンプ参加。そこにはどんな意味が込められていたのだろうか?

 世界一を勝ち取った5人をキャンプ地で出迎えた工藤公康監督は「まずはご苦労さま、よく世界一になったと思います」と語り「みんな悪いところもなく、体はチェックしてもらった報告を聞いて、今後のプランを建てられたら」語る。

 3日間でもあえて5人を宮崎に呼び寄せた意図について工藤監督は「リカバリーというところと、トレーナーにちゃんとチェックして貰って状態を把握する。それをもとにオフの課題を、みんなの状態に合わせて考えないといけない」。状態の把握、疲労の除去、そして課題とオフのプラン作成。来季以降に繋げるための措置だという。

 一方でフルメニューをこなした周東については「まだ若いので、できなかったことをやって、オフの課題にしないといけない。彼はやらなきゃいけない、やってもらわないといけない選手」と語っていた。

(Full-Count編集部)

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