巨人からポスティングの山口は6球団が候補に 米メディア「日本の最高の投手の1人」

侍ジャパンに選出されていた巨人・山口俊【写真:Getty Images】
侍ジャパンに選出されていた巨人・山口俊【写真:Getty Images】

ヤンキースの田中と比較「スライダーとスプリットを武器にする投球」

 ポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指すことになった巨人の山口俊投手について、米スポーツ局「CBSスポーツ」が特集記事を掲載。フィットする球団としてエンゼルス、アスレチックス、ダイヤモンドバックス、ジャイアンツ、マリナーズ、ホワイトソックスの6球団を挙げた。

 CBSスポーツは「日本の右腕シュン・ヤマグチが今オフにMLB球団に向けてポスティングされる」とのタイトルで詳報。巨人で史上初めてのポスティングであることに言及。また、今季沢村賞の受賞者はいなかったことに触れた上で「過去2シーズンで日本の最高の投手の1人だった」と説明している。

 記事では山口の巨人で残した3年間の成績を伝え、2014年に先発ローテーション入りするまでは救援投手だったことを説明。山口の今季の直球の平均球速(90.2マイル=約145.2キロ)と昨年の数字(89.6マイル=約144.2キロ)を比較したうえで「彼は剛速球投手ではない」と伝えた。

 そしてヤンキースの田中将大投手と比較。「マサヒロ・タナカは直球と併せてスライダーとスプリットを武器にする投球をしており、その点でヤマグチに似た投球スタイルだが、タナカの方が2歳(実際は1歳)若く、直球も依然として94~95マイル(約151.3キロ~152.9キロ)を投げることができる。MLBの中で最も山口と比較できる投手はマイク・ファイアーズかもしれない」と指摘した。

巨人移籍の1年目は「21投球回というのはどういうことだろう」

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