巨人が獲得した新助っ人パーラは最大で約2億7000万円の契約、2021年には3億円超えも

巨人への入団が発表されたヘラルド・パーラ【写真:Getty Images】
巨人への入団が発表されたヘラルド・パーラ【写真:Getty Images】

AP通信が今季の契約金とオプションを伝える 今季は“サメダンス”で人気者に

 巨人は20日、ナショナルズからフリーエージェント(FA)となっていたヘラルド・パーラ外野手と来季の契約を結ぶことを発表した。この契約内容についての詳細を、AP通信が伝えている。

 AP通信によると、「外野手のヘラルド・パーラがセ・リーグ王者のヨミウリ・ジャイアンツとの1年200万ドル(約2億1680万円)の契約に合意した」という。さらに「火曜日に発表となった契約の一部として、パーラは来季50万ドル(約5418万円)の出来高も得ることになり得る」といい、パーラは最大で約2億7000万円を稼ぐことになる。

 またAP通信は「今回の契約には、2021年に300万ドル(約3億2516万円)が保障される可能性があるオプションが含まれている」と言及。今季の巨人の助っ人陣は来日1年目のビヤヌエバが73試合で8本塁打24打点、打率.223と振るわず、またゲレーロも101試合に出場し21本塁打54打点と結果を残したが、今季は2年契約の最終年となっている。来季パーラのチャンスは多くなりそうだ。

 パーラは2009年にダイヤモンドバックスでMLBデビューを果たし、2011、13年には守備の名手に贈られるゴールド・グラブ賞を受賞。その後、ブルワーズ、オリオールズ、ロッキーズ、ジャイアンツでプレーし、メジャー通算成績は1466試合で打率.276、88本塁打、522打点。

 今季は5月からナショナルズに移籍し、89試合に出場。8本塁打、42打点でプレーオフ進出に貢献し、球団初のワールドシリーズ制覇を達成した。また登場曲に童謡「ベイビー・シャーク」を採用し、曲に合わせて手を叩く“サメダンス”が人気を博した。

(Full-Count編集部)

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