東京五輪のアメリカ大陸予選の組み分け決定 米国は強豪ドミニカらと同組

プレミア12では4位に終わったアメリカ代表【写真:Getty Images】
プレミア12では4位に終わったアメリカ代表【写真:Getty Images】

マシソン擁するカナダはキューバと同組、世界最終予選の日程も発表

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は20日、東京五輪のアメリカ大陸予選と世界最終予選の抽選会を行い、組み分けと試合日程を発表した。

 8か国が出場するアメリカ大陸予選は、3月22日~26日にアメリカのアリゾナ州で行わる。オープニングラウンドは4チームごとにグループA、グループBに分かれ、各グループの上位2チームが進出チーム同士の対戦成績を持ち越してスーパーラウンドへ進出。4チームで行われるスーパーラウンドの上位1チームが五輪出場権獲得、2位と3位に終わったチームが世界最終予選に進む。

【グループA】
アメリカ(2位)、プエルトリコ(11位)、ドミニカ共和国(12位)、ニカラグア(15位)

【グループB】
キューバ(5位)、ベネズエラ(9位)、カナダ(10位)、コロンビア(14位)

※カッコ内は世界ランク

「プレミア12」で4位のアメリカは、WBC2大会連続準優勝のプエルトリコ、2013年WBC優勝のドミニカら強豪が揃ったグループAに入った。元巨人のスコット・マシソン投手が所属するカナダは、デスパイネ、グラシアルら擁するキューバと同じグループBとなった。

 東京五輪への最後の1枠をかける世界最終予選は4月1日~5日に台湾の台中で行われる。出場するのは、アジア選手権2位のチャイニーズ・タイペイ、3位の中国、ヨーロッパ予選2位のオランダ、オセアニア予備予選上位1チーム、アメリカ大陸予選の2位と3位のチームの6か国となる。

 東京五輪の出場枠は「6」。現時点で開催国の日本、ヨーロッパ予選1位のイスラエル、「プレミア12」アジア/オセアニア最上位の韓国、アメリカ大陸最上位のメキシコの4か国の出場が決定。残り2枠を争うこととなる。

(Full-Count編集部)

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