楽天育成ドラ3、ハワイ大・山崎真が流暢な英語披露 「5 TOOL PLAYER」の意味は…

楽天に育成3位で入団するハワイ大・山崎真彰【写真:高橋昌江】
楽天に育成3位で入団するハワイ大・山崎真彰【写真:高橋昌江】

座右の銘は「Opening day every day mentality」

 楽天の新入団選手発表会見が22日、仙台市内のホテルで行われ、育成3位のハワイ大・山崎真彰内野手は流暢な英語で目標を語った。

 色紙に記した目標の「5 TOOL PLAYER」の意味を問われると、山崎の口から英語が飛び出した。

「Hitting for average and Power, Speed, Armstrong and Fielding. その5つに秀でられるような選手になりたいと思います。ミート力、パワー、走力(スピード)、肩力、守備力の5つすべてで一流だと言われるような選手になりたいです」

 座右の銘を英語でというリクエストにも、「開幕試合の気持ちで毎日、準備をする」という意味の「Opening day every day mentality」とすぐに答えた。英語で話すことは直前で思いついたといい、「グローバルな会社なので」と報道陣を笑わせた。

 山崎は石井一久GMの母校である東京学館浦安(千葉)から進学した大学を中退し、ハワイ大に編入。「文化や話す言葉、食事などもすべて違う中で対応して過ごせたことで人間力や対応力がついたと思います。大きな自信になりました」。アメリカ人やカナダ人の中でただ一人の日本人。「最初は難しかったですが、野球というスポーツは世界共通。野球をしていくにつれて仲が深まっていきました」と徐々に慣れて腕を磨いてきた。

「楽天イーグルスという素晴らしい球団に拾ってもらったという感謝の気持ちでいっぱい。アピールポイントは、粘り強い打撃。相手ピッチャーに嫌がられるようなバッターになれるように頑張りたいと思います」

 育成からのスタートとなるが、プロでも「対応力」を発揮して支配下を勝ち取る。

(高橋昌江 / Masae Takahashi)

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