鷹、波乱の契約更改… 二保が松田遼に続き2人目の保留「オープナーの評価をはっきり」

契約更改を行ったソフトバンク・二保旭【写真:藤浦一都】
契約更改を行ったソフトバンク・二保旭【写真:藤浦一都】

主力の契約更改が始まった2日に松田遼が保留しており、2日目で2人目の保留者に

 ソフトバンクの二保旭投手が3日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行ったが、サインを保留した。10日に2度目の交渉を行うことになった。

 昨季、2016年に受けたトミー・ジョン手術から復活し35試合に登板。今季は8試合にすべて先発で登板して1勝4敗だった。サインを保留した二保は「オープナーの評価について互いが思っていることを伝えて話し合った」という。

「評価してもらってないわけではない」と言うものの「(オープナーは)今までになかったことだが、これからは増えてくると思う。そこに対する評価の仕方をはっきりと聞いておきたかった。(オープナー評価が)先発としてなのか、中継ぎとしてなのか、その部分がわからなかった。オープナーは準備の難しさもある。球団としては先発としての評価ということだったが、互いの話を踏まえて考え直そうということになった」と二保は語った。

 2日に始まったソフトバンクの契約更改交渉。初日には松田遼馬投手がサインを保留しており、2日目で2人目の保留者となった。「金額の提示はありましたが、そこは10日にもう一度話してから」と二保は2度目の交渉が10日に行われることを明かしてドームを離れた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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