オリ小島“8刀流査定”で800万円増、2600万円 「やりがいを感じてできた」
投手、捕手、中堅以外の全てのポジションを守る、査定も「そっちの方が大きかった」
オリックスの小島脩平内野手が6日、球団事務所で契約更改を行い800万円増の年俸2600万円でサインした(金額は推定)。
プロ8年の今季は最多の103試合に出場。打率.220、4本塁打18打点だったがユーティリティーの部分を評価され「プラスポイントはそっちの方が大きかった」と納得の表情。ポジションは一塁、二塁、遊撃、三塁、左翼、右翼、DHと7つをこなし代打でも出場し“8刀流”でチームの穴を埋めた。
内野手用グラブ2つ、一塁手用、外野用とシーズンは4つのグラブを持参するなど試合前の準備も多く「一番大変だったのはサインを覚えること。ポジションによって違うので」と苦労も語ったが「大変だったですが、それをできないと1軍に入れない。やりがいを感じてできたシーズンだった」と充実感を漂わせた。
一つのポジションにこだわることなくユーティリティープレーヤーとして来季は9年目のシーズンを迎える。「試合に出ないとダメなので。それ(複数ポジション)が強みでもある、隙があれば奪う気持ちでやっていきたい」と力を込めた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)