燕19歳村上、パ本塁打王・山川からスラッガーの極意「遠投のように打て」

「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に出席したヤクルト・村上宗隆【写真:編集部】
「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に出席したヤクルト・村上宗隆【写真:編集部】

ヤクルト村上は西武山川にボールを飛ばすコツを助言された

 ヤクルトの村上宗隆内野手は6日、西武・山川穂高内野手のスラッガーの“極意”を得た。大阪市内のミズノ大阪本社で行われた「ミズノブランドアンバサダーズミーティング」に出席。ミズノ社の企画「数珠つなぎインタビュー」で“共演”し、村上は「ボールを飛ばすコツ」を質問。2年連続本塁打王に輝いた大砲から「(打ち方を)遠投のように。練習中だけ」と助言された。

 遠投のように打て――。今季36本塁打を放って10代のシーズン本塁打記録を樹立したが、目からウロコの練習法だった。「やったことがない。初めて聞くこと。試す時期は今しかないと思って、また来年に向けて頑張りたいなと思います」と感激した様子。「参考にして来年もたくさん打てるように頑張りたいと思います。誰がどう見ても凄い。(山川の凄さは)僕だけでなくて。野球を、山川さんのプレーを見ている全ての人が凄いと思うような打撃をしているので。少しでも近づけるようにやりたいと思います」と誓った。

 直撃インタビュー中、山川からは「小さく振らないでほしいね。(山川は今季43発で)まだ勝ってる。来年勝負しよう」と声をかけられ、村上は「お願いします!」と意気込んだ。この日のミーティングでは来季から使うバットを改良。「(今年開幕は)青木さんの形を使っていたんですけど、それより細くなりました。(バットの)こだわりはないです。握りやすさだけです。来年合わなかったら元に戻しますし、それで決まりというわけではないので。色々と試行錯誤しながらやっていきたい」と前を向いた。新たなバットで、山川との球界スラッガー対決に挑む。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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