日ハム斎藤佑樹「今が1番楽しい」 母校・早大のグラウンドで野球教室

早大野球教室に登場した日本ハム・斎藤佑樹【写真:臼井杏奈】
早大野球教室に登場した日本ハム・斎藤佑樹【写真:臼井杏奈】

社会課題解決を目的としたイベントに斎藤、DeNA田中コーチが登場

 早稲田大学野球部は8日、東伏見の同部グラウンドで小学生を対象とした野球教室を行った。イベントには同部OBで日本ハムの斎藤佑樹投手、今季まで同部のコーチを務め、来季はDeNAのファーム内野守備走塁コーチに就任する田中浩康氏が登場した。

 今回のイベントは、野球を通じて子ども達の遊び場の減少や体力測定でのボール投げの力の低下などの社会課題に取り組むことを目的とした同部の取り組みの一環として行われたもの。野球未経験の子どもを含めた150人が“野球遊び”を体験した。

 イベントの序盤に挨拶をした斎藤は、来季プロ入り10年目と紹介を受け、「今紹介頂いた通り、僕は来年プロ入り10年目、初めてボールを触ってからは30年になります。結果が出なくて楽しくないことももちろんあるんですが、それでもボール触れて、今が一番楽しいです」と自己紹介。「数あるスポーツの中から野球を選んでくれたので、楽しみましょう」と語りかけた。

 その後、斎藤は子ども達の前でキャッチボールのデモンストレーションを行い、正しい投げ方のお手本となっていた。

(臼井杏奈 / Anna Usui)

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