元ハム・マーティン、ブレーブス残留は怪我が「影響」 FAも2年総額15億円超で再契約

ブレーブスのクリス・マーティン【写真:Getty Images】
ブレーブスのクリス・マーティン【写真:Getty Images】

日本ハムからメジャー復帰した2018年の2年総額約4億3400万円から大幅増

 元日本ハムでブレーブスのクリス・マーティン投手。2016年と2017年に日本ハムでプレーした右腕は2018年にレンジャーズでメジャーに復帰。今季はシーズン途中にブレーブスへと移籍し、両球団で計58試合に登板して1勝3敗3セーブ、防御率3.40の成績を残した。

 このオフにフリーエージェントとなったが、ブレーブスと再契約。契約の条件は2年総額1400万ドル(約15億2000万円)。2018年にレンジャーズと結んだ2年総額400万ドル(約4億3400万円)から、実に1000万ドルのアップの好条件を手にした。

 FAとなりながら、早々にブレーブスとの再契約に合意したマーティン。様々な進路が選択できる状況ではありながら、ブレーブス残留を決めた背景にはポストシーズンで負った負傷が影響していたようだ。

 MLB公式サイトのジョン・モロシ記者は自身のツイッターでマーティンのコメントを紹介。これによると「ブレーブスの救援投手クリス・マーティンが木曜日にMLBネットワーク・ラジオで、ナ・リーグ地区シリーズ第1戦で負った脇腹の怪我が、2年契約でブレーブスに残留するという決断に『間違いなく影響を与えた』と語った」とレポートした。

 マーティンはプレーオフの地区シリーズ第1戦で登板前の投球練習で左脇腹を痛めて1球も投げることなく降板。そのままシーズンを終えていた。モロシ氏はさらに、マーティンの「どれほど良いチームか、どれほど素晴らしいクラブハウスか見たことが一番大きかった。やり残したことがたくさんある。来年またカージナルスと対戦し、少しリベンジしたいと思っているよ」とするブレーブスへのコメントも紹介。マーティンは地区シリーズで敗れたカージナルスへのリベンジを誓っていた。

(Full-Count編集部)

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