オリ加入282発ジョーンズ、昨年の“二の舞”避ける 米メディア「MLBの犠牲者」
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オリックスと2年800万ドル(約8億7000万円)で契約したジョーンズ
メジャー通算282発を誇るダイヤモンドバックスからFAとなっていたアダム・ジョーンズ外野手は2年800万ドル(約8億7000万円)でオリックスに移籍した。実績十分の“超大物”が日本球界行きを選んだ理由を米メディアが伝えている。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」はジョーンズがオリックスと契約したことについて「日本に移籍するということは、つまりオープンマーケット上で長期的に取り残されずに済むということだ」と指摘。昨年オフもFAだったジョーンズの契約が中々決まらず、今年3月にようやくダイヤモンドバックスと1年契約を交わしたことを言及。
30歳を超えるベテラン選手の契約は他球団が後回しにされ、高年俸も期待できない傾向があり「MLBの犠牲者となっていた」と説明している。ジョーンズはこれまでの実績や人間性を含め「MLB球団は2020年に若手への指南役として、MLB球団はジョーンズ獲得を検討することもできたはず」と、評価はされているが低額のメジャー契約、あるいはマイナー契約を余儀される可能性が高かったようだ。
オリックスからは昨年を超える2年800万ドル(約8億7000万円)に3年目は球団オプション。さらに東京五輪出場も許可されるなどの“好待遇”。ジョーンズの決断は必然だったようだ。
(Full-Count編集部)
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