お金より“馬”で移籍決断!? バムガーナーのDバックス加入は「好きな場所選んだ」

ダイヤモンドバックスへの移籍が報じられたマディソン・バムガーナー【写真:Getty Images】
ダイヤモンドバックスへの移籍が報じられたマディソン・バムガーナー【写真:Getty Images】

5年約93億円の契約は「最も球団にとってフレンドリーな契約」

 ジャイアンツからFAとなっていたマディソン・バムガーナー投手が15日(日本時間16日)、ダイヤモンドバックスへと移籍することが決まった。 契約条件は5年総額8500万ドル(約93億円)。米メディアでは「これまでのオフシーズンで、最も球団にとってフレンドリーな契約となった」と比較的、安価な契約だったと伝えた。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチックス」では、このバムガーナーの移籍に伴い「記者たちが反応:ダイヤモンドバックスがマディソン・バムガーナーと5年契約を結んだ」とする特集を掲載。5年で93億円という契約が適切かどうかについて、各記者が意見を述べている。

 ケン・ローゼンタール記者は「バムガーナーがダイヤモンドバックスと結んだ契約は、これまでのオフシーズンで最も球団にとってフレンドリーな契約となった。関係者の話によると、バムガーナーの第1希望は、ダイヤモンドバックスだったということだ。彼らは、バムガーナーに適度な金額を提示した」とし、条件面としては高くないと指摘した。

 さらに、アンドリュー・バッガーリー記者はバムガーナーが移籍先の第一希望にダイヤモンドバックスを挙げていた衝撃的な要因を紹介。「彼はフェニックスエリアに馬を所有していて、そこが気に入っているということだった」とし、ダイヤモンドバックスが本拠地を置くフェニックスに所有する「馬」がいることが1つの理由だったとレポート。

 さらには「7月に私に、彼と彼の妻は、アリゾナが大好きで、ダイヤモンドバックスでプレーすることに興味を持っていると、話していた。彼は、自分の人生を考えた時に、彼が好きな場所を選んだんだろう」として、以前からダイヤモンドバックスでプレーすることに興味を示していたことを明らかにした。

(Full-Count編集部)

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