野球の「知りたい」がここに。ベースボール専門メディア

  • HOME
  • MLB
  • 筒香嘉智
  • 筒香加入のレイズはどんなチーム? 球団創設22年の新興球団、日本人は5人目

筒香加入のレイズはどんなチーム? 球団創設22年の新興球団、日本人は5人目

2年1100万ドル(約13億円)で筒香嘉智外野手の入団が決まったタンパベイ・レイズ。アメリカ東南部のフロリダ州セントピーターズバーグを本拠地に置くレイズとは一体、どんな球団なのだろうか?

レイズとの契約合意が報じられた筒香嘉智【写真:荒川祐史】
レイズとの契約合意が報じられた筒香嘉智【写真:荒川祐史】

過去には野茂英雄、森慎二、岩村明憲、松井秀喜が在籍

 2年1100万ドル(約13億円)で筒香嘉智外野手の入団が決まったタンパベイ・レイズ。アメリカ東南部のフロリダ州セントピーターズバーグを本拠地に置くレイズとは一体、どんな球団なのだろうか?

【PR】セ・リーグを代表する選手たちのオリジナルコンテンツも セ界を変えるエネルギーを。「JERA セ・リーグ」特設サイト

 レイズは1998年にアメリカン・リーグに加入した新興チーム。セントピーターズパークは人口25万人ほどだが、周辺都市圏人口は277万人ほどとされる。本拠地は、ドーム球場のトロピカーナ・フィールド。1998年のエクスパンションでナ・リーグのダイヤモンドバックスとともに誕生したMLBで最も新しい球団だ。

 創設当初は、フロリダ湾に生息するイトマキエイ(デビルレイ)にちなんでタンパベイ・デビルレイズという名称だったが、2008年からタンパベイ・レイズとなった。

 年度別成績と在籍した日本人選手の記録を見てみよう。()は監督。

1998年 5位 63勝99敗 率.389(ロスチャイルド)
1999年 5位 69勝93敗 率.426(ロスチャイルド)
2000年 5位 69勝92敗 率.429(ロスチャイルド)
2001年 5位 62勝100敗 率.383(ロスチャイルド/マクレー)
2002年 5位 55勝106敗 率.342(マクレー)
2003年 5位 63勝99敗 率.389(ピネラ)
2004年 4位 70勝91敗 率.435(ピネラ)
2005年 5位 67勝95敗 率.414(ピネラ)
・野茂英雄 5勝8敗 100.2回 防7.24
2006年 5位 61勝101敗 率.377(マドン)
・森慎二(メジャー登板なし)
2007年 5位 66勝96敗 率.407(マドン)
・岩村明憲 123試491打140安7本34点12盗 率.285
2008年 1位 97勝65敗 率.599(マドン)WS敗退
・岩村明憲 152試627打172安6本48点8盗 率.274
2009年 3位 84勝78敗 率.519(マドン)
・岩村明憲 69試231打67安1本22点9盗 率.290
2010年 1位 96勝66敗 率.593(マドン)地区シリーズ敗退
2011年 2位 91勝71敗 率.562(マドン)地区シリーズ敗退
2012年 3位 90勝72敗 率.556(マドン)
・松井秀喜 34試95打14安2本7点0盗 率.147
2013年 2位 92勝71敗 率.564(マドン)地区シリーズ敗退
2014年 4位 77勝85敗 率.475(マドン)
2015年 4位 80勝82敗 率.494(キャッシュ)
2016年 5位 68勝94敗 率.420(キャッシュ)
2017年 3位 80勝82敗 率.494(キャッシュ)
2018年 3位 90勝72敗 率.556(キャッシュ)
2019年 2位 96勝66敗 率.593(キャッシュ)地区シリーズ敗退

 デビルレイズだった2007年まではア・リーグ東地区5球団のうち4位か5位に沈んでいた。野茂英雄は2005年にマイナー契約からメジャー昇格。6月15日に日米通算200勝を果たすが、その後、解雇された。翌2006年には西武からポスティングシステムで森慎二が入団したが、オープン戦初戦で右肩を脱臼。一度もマウンドに上がることなく退団した。

 球団名をレイズと改めた2008年、就任3年目のジョー・マドン監督はチームを初の地区優勝に導く。ポストシーズンも勝ち抜いていったが、ワールドシリーズで当時黄金期にあったフィリーズに敗れた。

 岩村明憲は2007年に入団し、チームに貢献。リーグ優勝の立役者の1人となった。だが、2009年5月24日、マーリンズ戦で二塁を守っていた時に相手選手と交錯し左膝前十字靱帯を断裂。シーズンの大半を棒に振った。オフにパイレーツにトレードされる。

 2012年には松井秀喜がマイナー契約からメジャー昇格。だが、好成績を上げることができず8月1日にFAとなった。松井はこの年の12月に引退を表明している。

 チームをポストシーズンに3度進出させた名将マドン監督は2014年で退任し、2015年からはケビン・キャッシュ監督が就任。同地区にヤンキース、レッドソックスと豊富な資金力を誇るチームがあるが、そんな中でレイズは若手選手を抜擢するとともに、オープナーを考案して導入するなど思い切った戦略で活路を見出そうとしてきた。

 筒香嘉智は、2012年の松井秀喜以来、球団では8年ぶりの日本人選手となる。長打力と選球眼が求められているが、同時に次々に打ち出されるレイズのユニークな作戦、戦略に柔軟に対応することも求められるだろう。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

JERAはセ・リーグを応援しています。

人気記事ランキング

  • 「Full-Count」×「teams LEAGUE」
  • 「NO BASEBALL, NO LIFE.」 ×「Full-Count」