DeNA筒香、高額オファー蹴り2年13億円でレイズ入り　MLB公式「少ない金額を選んだ」

他球団からの高額オファーを蹴ってレイズ入り「少ない金額を選んだことも注目に値する」

　DeNAからポスティングシステムを行使しメジャー挑戦を目指していた筒香嘉智外野手が、16日（日本時間17日）、レイズと正式契約を結んだ。2年総額1200万ドル（約13億1000万円）での条件で契約したが、米メディアは高額オファーを蹴ってレイズ入りを決めたことを伝えている。

　この日、レイズは筒香と正式契約を発表。契約内容は2年総額1200万ドル（約13億1000万円）で背番号は「25」に決まった。NPB通算205本塁打をマークした和製大砲のレイズ入りに、MLB公式サイトもすぐさま反応した。

　筒香の加入によってレイズが中軸のニーズを満たしたことを言及し「最も過小評価され、そして最も重要なツツゴウの特徴は高い出塁率かもしれない」とし、DeNAでの通算出塁率.382に注目している。

　DeNAでは通算968試合に出場し打率.285、205本塁打、613打点をマークし4番として活躍。移籍1年目となる来シーズンに向け「ツツゴウはユニークな課題に直面することになるだろう。日本でパワーを見せていたが、メジャーリーグでも通用するかは分からない。そして、メジャー移籍をする日本人選手全員に言えることだが、ツツゴウはフィールド外の生活でも適応しなければならない」と課題も挙げている。

　また、複数の球団からオファーを受けていた筒香だが「他の球団からもオファーを受けたが、レイズと契約することで少ない金額を選んだことも注目に値する」と伝えており、レイズ以上の金額を示した球団があったことを明かしている。

（Full-Count編集部）