楽天台湾参入の新球団名は「楽天モンキーズ」 立花陽三氏が会長

「楽天モンキーズ」会長を務めるの三木谷浩史氏【写真:Getty Images】
「楽天モンキーズ」会長を務めるの三木谷浩史氏【写真:Getty Images】

楽天・三木谷会長「台湾で人気、実力ともにリーグトップを誇る球団名を『楽天モンキーズ』とできることを光栄に思います」

 台湾プロ野球ラミゴ・モンキーズから球団を買収し、来季から台湾プロ野球リーグ(CPBL)に参入する楽天は17日、チーム名が「楽天モンキーズ」になると発表した。

 新チーム名のほか、新しいチームロゴとユニホーム、経営メンバーを発表した。会長には楽天、J1ヴィッセル神戸の代表取締役社長でもある立花陽三氏が就任。GMにはこれまで「ラミゴ・モンキーズ」を率いてきたJustin Liu氏が務める。

 楽天の三木谷浩史会長は「台湾で人気、実力ともにリーグトップを誇る球団名を、楽天の名前を冠した『楽天モンキーズ』とできることを光栄に思います。楽天のスポーツへの様々な取り組みは、日本のプロ野球界に『東北楽天ゴールデンイーグルス』として参入したのが原点です。私たちは、感動を生み出すスポーツとエンターテインメントの力を信じており、台湾においても球団運営を通じてその活性化に取り組むことで台湾野球界のさらなる発展に寄与していきたいと思っています。また、『楽天モンキーズ』と、Eコマース、トラベル、クレジットカード、デジタルコンテンツや、サービス開始予定のオンライン銀行など、台湾で拡大する楽天サービスとのコラボレーションを通じて、より多くのユーザーとの関係性を築いていきたいと考えています」とコメントした。

「楽天モンキーズ」は前身となる球団が2004年シーズンから台湾プロ野球に参入。台湾・桃園市に本拠地を置き、「桃園国際野球場」がホームスタジアム。年間王者を決める台湾シリーズにおいて7度優勝し、台湾球界屈指の実力を誇る。2014年から5年連続で台湾球界最多の観客動員数を記録するなど台湾プロ野球界を代表する球団だ。

(Full-Count編集部)

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