MLBとMLB審判協会が5年間の労使協約 ロボット審判が現実味「開発、テストに協力」
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審判の待遇の改善、ロボット審判導入への合意も条件に
MLBとMLB審判協会は21日(日本時間22日)、5年間の労使協約に合意した。また、審判の給与、退職金が大幅に増額され、ロボット審判についても引き続き開発とテストを行うことについて協力することを合意した。複数の米メディアが伝えている。
MLB公式サイトは「MLBとMLB審判協会が、仮の労働協約に合意した」との見出し2024年シーズンまでの5年間に渡る労使協約に合意したことを伝えた。記事では「次のステップとして、2020年の1月にMLBの30球団とメジャーリーグ審判員によって承認される見込みである」とレポートしている。
また、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者も自身のツイッターで労使協約の合意を伝え「審判の給与と、退職給付金の大幅な増額が盛り込まれている。また、審判の早期退職を可能とする規定も含まれている」と説明。その他にもロボット審判については「引き続き開発、テストすることに協力すること。コミッショナーがMLBで使用することを決めた場合はそれに協力をすることも含まれている」と、労使協約の内容を伝えていた。
(Full-Count編集部)
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