鷹・千賀、会見であえて胸に付けた“謎のバッジ”の正体は… 「大好きな先輩だから」

契約更改に臨んだソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
契約更改に臨んだソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

会見の冒頭でゴソゴソと胸元に“福田秀平バッジ”を付けた千賀

 ソフトバンクの千賀滉大投手が23日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸1億6000万円から1億4000万円増となる年俸3億円で契約を更改した。(金額は推定)

 契約更改交渉を終え、会見場へと姿を見せた千賀。登壇して席に着くと、なにやらゴソゴソと、スーツのラペル部分に何やらバッジらしきものを取り付けた。会見が進み、そして終わると「悲しい、悲しかったです」と、おもむろに呟いた。

 その胸元に付けられていたのは、FA権を行使してロッテに移籍が決まった福田秀平外野手の“壮行バッジ”。数日前に柳田悠岐外野手や川島慶三内野手らと行った福田の壮行会で、知人が作ってくれたものだったという。

 会見終了後に、このバッジについて語った千賀。「壮行会した時に柳田さんから『このバッジ付けて契約に行けよ』と言われて。オレンジリボン(自身が取り組む児童虐待防止運動のシンボルマーク)があるんで、その下にでも付けますって」。柳田ら先輩たちとの会話の中で、このバッチを付けてくることを決めたという。

 2006年の高校生ドラフト1位で入団した福田と2010年の育成ドラフト4巡目で入団した千賀。9年間をソフトバンクでチームメートと過ごした先輩に対し、千賀は「大好きな先輩だからこそ抑えたいと思います。感謝を込めて、本当にお世話になった先輩なので、キッチリ抑えていきたいと思います」と感謝の思いを込めて“宣戦布告”していた。

【写真】満面の笑みと共に… 会見で着けた"福田秀平バッジ"を見せる千賀

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