大補強ロッテ、若き大砲安田&藤原はどうなる? FA福田ら20年スタメンを大予想

ロッテ・安田尚憲(左)、藤原恭大【写真:荒川祐史】
ロッテ・安田尚憲(左)、藤原恭大【写真:荒川祐史】

今オフは積極的な補強を続けてきたロッテ

 井口資仁監督が就任し2年目となった2019年のロッテ。3年連続日本一となったソフトバンクに勝ち越すなど良いところもあったものの、結果的には4位に終わり、3年連続でCS出場を逃すこととなった。

 このオフは積極的な補強を敢行。FAで美馬学投手、福田秀平外野手を獲得し、初のFAダブル獲りに成功。元広島のジャクソン、前楽天のハーマンと計算できる中継ぎ投手もチームに加え、来季への本気度が伺えるオフとなっている。そこでここでは、そんなロッテの来季のスタメンを予想してみたい。

○ロッテの来季予想オーダー
1(中)荻野貴司
2(右)福田秀平
3(二)中村奨吾
4(一)井上晴哉
5(指)角中勝也
6(左)マーティン
7(三)レアード
8(捕)田村龍弘
9(遊)藤岡裕大
開幕投手 石川歩

 昨季、初の規定打席に到達して打率.315をマークした荻野と、FAで加入した福田が1、2番を組むことが有力。走力に加えて、パンチ力もある2人が上位打線を形成することで相手投手に与える重圧は大きくなりそうだ。

 クリーンアップは中村、井上、そして角中の日本人トリオで。昨季途中加入で攻守に貢献したマーティン、そして30本塁打を期待できるレアードが6、7番あたりに座ることができると、打線の破壊力はより一層増すのではないか。

 この面々に清田育宏や岡大海、平沢大河らが絡んで来て欲しいところ。大きな期待を寄せたいのは3年目の安田尚憲。昨季ファームで2冠王になった若き大砲が一塁やDHとして入るようになると面白い。同期のヤクルト村上宗隆のような覚醒を見せれば、優勝が近づくか。

 2年目となる藤原恭大外野手は福田の加入により、やや出場機会を得るのは厳しくなったか。マーティンや清田、加藤らとの競争を勝ち抜くほどの存在感を見せてくれることも期待したい。

(Full-Count編集部)

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