昨季は周東がブレーク 鷹・松田宣のグアム自主トレに弟子入りする19歳の大砲候補

自主トレ先のグアムに向けて出発したソフトバンク・水谷瞬【写真:福谷佑介】
自主トレ先のグアムに向けて出発したソフトバンク・水谷瞬【写真:福谷佑介】

今季が2年目の水谷は松田宣の「元気の秘訣を学びたい」

 ソフトバンクの水谷瞬外野手が8日、松田宣浩内野手、牧原大成内野手とともに自主トレ先のグアムに向けて出発した。今季が2年目となる19歳は「松田さんはチームで1人、怪我なく1年間戦っていて、日本を代表する選手。元気の秘訣を学びたいと思いました」と、5年連続で全試合出場を続ける36歳の秘密を学ぶつもりだ。

 1年目の昨季は右肘の故障にはじまり、肩など相次ぐ怪我で満足にプレーできなかった。「去年1年、怪我をしていた。(松田宣の自主トレは)めちゃくちゃキツイと評判だったのでお願いするしかないと思った」。昨秋のキャンプで吉本亮3軍打撃コーチを通じて松田宣への弟子入りを志願した。

 2018年のドラフト5位で指名された水谷。俊足とパワーを兼ね備える身体能力を最大の武器とする。同期の野村大樹は昨季プロ初打席で初安打を放ち、1歳上の砂川リチャード内野手や尾形崇斗投手らもにわかに注目を集めている。

「負けたくないと思うけど、自分のペースも大事。僕は『ウサギと亀』だと思っています。1歩1歩進んで行けたらいい。焦ったら空回りすると思うので」。昨季は松田宣と自主トレを行い、一気にブレークした周東佑京内野手に続く躍進を遂げることができるか。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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