筒香なきDeNAの新4番、若手台頭は? 新大砲オースティンら20年スタメンを大予想

DeNAのネフタリ・ソト(左)、今季から加入するタイラー・オースティン【写真:荒川祐史, Getty Images】
DeNAのネフタリ・ソト(左)、今季から加入するタイラー・オースティン【写真:荒川祐史, Getty Images】

筒香の後釜候補の新助っ人オースティンはどこに入る? 昨季2冠のソトは二塁か外野か

 昨季は2位に浮上したDeNAだったが、目標としていたリーグ制覇は目の前で逃した。リベンジを誓う2020年はチームの精神的支柱であり主砲だった筒香嘉智外野手が抜け、新たな戦い方が強いられる。

 しかしチームには期待の若手から昨季本塁打王、打点王に輝いたネフタリ・ソト外野手やホセ・ロペス内野手、またメジャー通算33本塁打の長距離砲タイラー・オースティン外野手まで、強力なメンバーがそろっている。ここでは今年のスタメンを予想してみたい。

1(中)神里
2(三)宮崎
3(右)ソト
4(左)オースティン
5(二)伊藤裕
6(一)ロペス
7(捕)伊藤光
8(投)今永
9(遊)大和

 開幕投手は2年連続で今永昇太投手と予想。昨季は2018年の不調から一転、開幕から飛ばしてリーグ2位の13勝(7敗)を挙げ、エースの頭角を現した。チームを率いる投手として、今季も先陣を切るだろう。

 打線は筒香の退団により“穴”ができた。昨季の筒香は左翼手または三塁手として出場していたが、左翼手の候補としては新助っ人のオースティンが挙げられる。28歳のオースティンは2016年にヤンキース入りし、メジャー通算33本塁打を誇るパワ―ヒッター。一塁手の経験が豊富ではあるが、ヤンキース時代には両翼を守った経験がある。

 その他にも候補としては佐野恵太外野手、細川成也外野手を推したい。昨季の4番打者は主に筒香だったが、佐野が11度、細川が1度、“将来の大砲候補”として4番に座っていた。佐野は89試合で5本塁打、33打点、打率.295。細川は36試合で1本塁打、10打点、打率.222だった。大きな期待を受ける若手だけに、春季キャンプやオープン戦の結果次第では、入り込むチャンスは十分にある。

 また他には梶谷隆幸外野手、乙坂智外野手も。梶谷は昨季、約3か月半ファーム暮らしで41試合出場にとどまり、打率.215と苦しんだが、今季は外野手争いに殴りこみたい。

 また二塁手に予想した伊藤裕季也内野手はルーキーイヤーの昨季、8月に1軍初昇格すると21試合に出場して4本塁打、31打点、打率.288と結果を残した。ソトを二塁に置き、佐野を右翼に配置というプランも考えられる。いずれにしても楽しみが多いオーダーとなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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