大谷翔平、エ軍PO進出なら投手の切り札に? 米メディア予測「秘密兵器のような…」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

チームがPO狙える状況なら、夏場以降は登板を抑えて秋に備えるのではと予測

 昨季は97勝65敗でア・リーグ西地区2位に躍進したアスレチックス。地元メディア「NBCスポーツベイエリア」は「アスレチックスがア・リーグ西地区のタイトルを狙うために、エンゼルスに勝たなければならない理由」とのタイトルでライバル球団の戦力を検証し、二刀流を復活させる大谷翔平は、投手では「秘密兵器」的な存在になると指摘している。

 記事はまず、エンゼルスが監督に名将ジョー・マドン氏を迎えたことを強調し、「アスレチックスに、より困難をもたらす2選手を加えた」として、たアンソニー・レンドン内野手、フリオ・テヘラン投手を挙げた。ナショナルズで昨季打点王だったレンドンを「(新しいチームに)パワーをもたらす」と評し、ブレーブスで6年連続30試合以上先発しているテヘランについても「頼りになる」と伝えた。

 そして、次に大谷に言及。「二刀流のスターのショウヘイ・オオタニは、(安定した)スターティングローテーションの1人と言うよりも、『秘密兵器』のような感じで活躍するのではないか」と予測した。右肘のトミー・ジョン手術のリハビリを終えた直後だけに、投手としては“制限”をかけながら登板するだろうと指摘している。

 記事はさらに投手としての起用法をより詳細に予想。「彼(オオタニ)についてのシナリオは、もし、オールスター休暇のあたりで、エンゼルスがプレーオフ進出の可能性があるかどうかで変わってくるかもしれない。そのような状況下では、エンゼルスは、(プレーオフで彼が投げられるように)シーズン後半は、彼の投球をセーブさせるかもしれない」としている。チーム成績次第ではポストシーズンの“秘密兵器”にするのではと、推し量っている。

 記事は最後に「アスレチックスが地区優勝を狙うなら、エンゼルスに勝つことが鍵になるだろう」と指摘。大谷が二刀流を復活させるほか、補強も敢行したエンゼルスを脅威に感じているようだ。

(Full-Count編集部)

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