ホークス釜元、今季は「100試合&50安打&20盗塁」 課題は「真っ直ぐどう打つか」

自主トレで汗を流したソフトバンク・釜元豪【写真:福谷佑介】
自主トレで汗を流したソフトバンク・釜元豪【写真:福谷佑介】

中村晃と自主トレを共にして5年目、昨季はキャリアハイとなる86試合に出場

 ソフトバンクの釜元豪外野手が、今季の目標に「100試合&50安打&20盗塁」を掲げた。13日、中村晃外野手が長崎市内で行う自主トレを公開。自主トレをともにするようになって5年目となる釜元もノックやフリー打撃などで汗を流した。

 昨季は自身最多となる86試合に出場し、プロ初本塁打を含む4本塁打を放った。また武器である足でも存在感を発揮し、周東佑京内野手に次ぐチーム2位となる11盗塁を決めた。その一方で課題も痛感。1軍で数多く打席に立ったことで、1軍レベルの150キロを超すストレートをなかなか弾き返せなかったことが課題となった。

「真っ直ぐをどう打つか。スイング、タイミングの取り方を試行錯誤しています。(昨季は)150キロを超える真っ直ぐを打ってない。後半はそうやって攻められたし、真っ直ぐを打てない打者は相手もラクだと思う」。この自主トレのテーマも、速い真っ直ぐをどれだけ弾き返せるようになるか。中村晃からのアドバイスも生かし、バッティングに注力している。

「今季の目標としては100試合出場でヒット50本、盗塁20個です」という釜元。自主トレを行う地元・長崎の西陵高から2011年の育成ドラフト1巡目で入団した26歳は、さらなるレベルアップを誓っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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