サイン盗みで3人目… 解任されたメッツのベルトラン監督「心から悔いている」
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ベルトラン監督は1試合も指揮を執ることなく、2か月で解任となった
MLBメッツは16日(日本時間17日)、昨年11月に就任したばかりのカルロス・ベルトラン監督を解任したと発表した。米球界を揺るがしている“サイン盗み”の首謀者の1人とされ、アストロズのAJ・ヒンチ監督、レッドソックスのアレックス・コーラ監督に続き、3人目の監督解任となった。
ベルトラン監督は現役最終年だった2017年、アストロズのサイン盗みを当時ベンチコーチだったコーラ氏と主導したとされ、MLBの調査を受けていた。昨年11月に監督に就任したばかりで1試合も指揮することなく、わずか2か月ほどで解任となった。
解任を受けてベルトラン監督は声明を発表。「(監督という)チャンスを与えてくれた彼らには感謝している。しかし、この決断(監督を退任)が双方にとって得策だということに合意した。私がチームに迷惑をかけるわけにはいかない。球団の将来の成功を願っている。20年に渡るキャリアの中で、私はリーダーとしてプレーすることに、そして真っ当に物事を進めてきたことに誇りを持っている。そして今回、私は失敗してしまった。(アストロズ在籍時の現役時代に)チームのベテランとして、状況の深刻さを認識しておくべきだった。そして、なされてしまった行為を心から悔いている」とコメントした。
(Full-Count編集部)
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