イチロー氏が“満票殿堂入り”しなかったら「ひと暴れする」 米メディアで高まる期待

マリナーズなどでMLB通算3089安打を放ったイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズなどでMLB通算3089安打を放ったイチロー氏【写真:Getty Images】

19年リベラ氏以来の“満票殿堂”へ「イチローに投票しない人物を想像するのは難しい」

 マリナーズなどで通算3089安打を放ち、米国野球殿堂入りが確実視されるイチロー氏。ヤンキース一筋で通算3465安打を放ったデレク・ジーター氏は満票まであと1票足りずに殿堂入りしたことで、米メディアでは2025年に殿堂入り資格を得るレジェンドの満票選出を期待する声が高まっている。

“満票殿堂”へ、熱狂的な“イチ党”も出現した。米ヤフースポーツのリズ・ローシャー記者は自身のツイッターで、「1つのリーグでプレーしたデレク・ジーターが、満票選出まであと1票の所まで迫ることができるのなら、2つの国のリーグで素晴らしい活躍をしたイチローは、最低でも(ジーターと)同等のレベルまで行けるはず」と太鼓判。その熱烈な支持は「イチローがなぜその1票に値しないのか、私ならその1人の記者に説明を求めたい。(納得できずに)私がひと暴れしてしまうことになるよ」とまで言いだすほどだ。米紙「NYデイリーニュース」のコラムニスト、ブラッドフォード・デービス氏も自身のツイッターで「イチローは満票を獲得するべきだ」と断言している。

 また米テレビ局「CBSスポーツ」は「次に満票選出での殿堂入りの可能性がある7選手」と題した記事を掲載。イチローを“トップバッター”で紹介し、「彼は疑いもなく楽々と殿堂入りする選手であり、彼に投票しない人物を想像するのは難しい。ジーターの集計結果をよそに、これは現実になると私は思っている」と強く主張している。

 多くの米メディアから満票殿堂の“後押し”を受けるイチロー氏。ジーター氏を上回る快挙を達成するのだろうか。

(Full-Count編集部)

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