楽天、前オリ・ロメロ獲得の狙いは? 石井一久GM「戦い方にバリエーションを」

昨季までオリックスに所属していたステフェン・ロメロ【写真:荒川祐史】
昨季までオリックスに所属していたステフェン・ロメロ【写真:荒川祐史】

新加入のシャギワをはじめ、今季の助っ人は投手3人野手3人の6人に

 楽天は27日、昨季までオリックスに在籍したステフェン・ロメロ外野手と今季の契約で合意したと発表した。背番号は「99」となる。

 ロメロは2017年からオリックスに3年間在籍し、2017年に26本塁打を放つなど、計69本塁打をマークしている大砲。オリックスの契約保留者名簿から外れて自由契約となっており、楽天が入団合意に達した。

 楽天には新加入のJT・シャギワ投手をはじめ、アラン・ブセニッツ投手、宋家豪投手、ゼラス・ウィーラー内野手、ジャバリ・ブラッシュ外野手と5人の助っ人が在籍。ロメロの加入で助っ人は投手3人、野手3人の6人体制となる。4人の外国人枠を争う競争が激しくなりそうだ。

 石井一久GMはこの日球団を通じて「シーズン中に補強ポイントは必ず出てきますが、シーズン途中の補強では合意してから1か月後のチーム合流になってしまい、その時にはチーム戦略が変化している可能性も出てきます。そのような意味でも、チームのスタートからいてくれ、日本の野球を熟知して実績を挙げたロメロ選手は、長いシーズンを戦ううえで、戦い方にバリエーションを与えてくれる選手だと思っています」とコメント。戦い方、起用に幅を与える存在として期待を寄せた。

(Full-Count編集部)

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