前ロッテのバルガスがタイガースとマイナー契約 米メディア「苦しい2019年を終えた」

昨シーズンはロッテでプレーしたケニス・バルガス【写真:荒川祐史】
昨シーズンはロッテでプレーしたケニス・バルガス【写真:荒川祐史】

バルガスはロッテで35試合出場、打率.179、1本塁打にとどまった

 昨季ロッテでプレーしたケニス・バルガス内野手がタイガースとマイナー契約を結んだ。メジャー通算35本塁打を誇るが、米メディアによると、招待選手としてメジャーキャンプに参加することはなく、マイナーのスプリングトレーニングで再起を図るという。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は、これまでのキャリアを紹介するなどしている。

 「この契約には、スプリングトレーニングへの招待選手としての参加(する権利)は含まれていない」と指摘。バルガスのメジャーでの成績を紹介している。プエルトリコ出身の29歳は2014年から17年までツインズでプレー。16年に10本塁打、17年に11本塁打を放った。

 記事は次に「そして今、彼は日本での苦しい2019年を終えたところである」とし、昨季のロッテでの成績を伝えた。大砲候補として期待されながら35試合出場にとどまり、打率.179(84打数15安打)、1本塁打、6打点。僅か1年で日本球界を去ることになったバルガスを「102打席で1本塁打が精一杯だった」としている。

 196センチ、131キロの巨漢が再び輝きを放てるか。再起をかけた重要な1年となる。

(Full-Count編集部)

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