15年ぶり鷹復帰の城島氏「麻雀のメンツがいない…」 趣味で勝負勘を磨けず?

監督・コーチ会議に臨んだ会長付き特別アドバイザーの城島健司氏【写真:福谷佑介】
監督・コーチ会議に臨んだ会長付き特別アドバイザーの城島健司氏【写真:福谷佑介】

球界の麻雀人口減に嘆き?「雀荘の息子としては寂しいですよ」

 ソフトバンクは28日、春季キャンプに向けてヤフオクドーム内で監督・コーチ会議を行った。工藤公康監督をはじめとするコーチングスタッフ、フロントスタッフが集まり、キャンプの組み分けや練習メニューについて話し合った。その中には、今季から会長付き特別アドバイザーに就任した城島健司氏の姿もあった。

 12月20日、15年ぶりの球団復帰となる会長付き特別アドバイザー就任が発表された城島氏。公の場に姿を見せたのは、同日の記者会見以来で、これがアドバイザーとしての初仕事だった。2012年以来の球界復帰、2005年以来の球団復帰と久々に戻ってきた城島氏。懐かしい顔ぶれと顔を合わせると同時に、城島氏らしく時代の変化を感じることもあった。

 それが麻雀人口の減少だという。この日、出席した会議を終えた城島氏。報道陣の取材に対応すると、最後にこう呟いた。

「麻雀のメンツがいないんだよね……」

 実家がかつて雀荘を営み、麻雀が趣味だったことは有名な話。投手やチームメートと雀卓を囲んで意思疎通を図るだけでなく、駆け引きなどの勝負勘も磨かれたとも言われている。かつてはプロ野球選手でも麻雀に興じる選手は多かったが、近年はその人口も減少している。

 2012年以来の復帰となる城島氏にとってもショック? だったようで「雀荘の息子としては寂しいですよ」と嘆いていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY