ア軍ベイカー新監督が就任会見で意気込み 「挑戦を受けて立つ」「私にとってこれが最後」

アストロズ新監督に就任したダスティ・ベイカー氏【写真:Getty Images】
アストロズ新監督に就任したダスティ・ベイカー氏【写真:Getty Images】

ジム・クレインオーナーも期待「彼はこのチームを優勝に導くための最高の人物」

 サイン盗み問題に揺れるアストロズの後任監督に、ジャイアンツやカブス、レッズ、ナショナルズで指揮したダスティ・ベイカー氏が就任。30日(日本時間31日)、就任会見が行われ新指揮官は「私は常に挑戦を受けて立ちます」と意気込みを口にした。MLBネットワークが伝えた。

 アストロズは2017年から電子機器を用いたサイン盗みを行っていたとしてAJ・ヒンチ監督とジェフ・ルーノーGMを解任。後任監督には多くの名前が挙がっていたが過去に3度のナ・リーグ最優秀監督に選ばれた経歴を持つベイカー氏に白羽の矢が立った。

 就任会見に登場したベイカー新監督は「目覚まし時計を2時にセットしましたが、1時間早く目が覚めました。ここに来ることを楽しみにしていたからです。ワクワクしています。今日、ここに座ることになるとは思っていませんでした。私にとってこれが最後です」と、指導者としてアストロズが最後のチームになることを口にした。

 同席したジム・クレイン球団オーナーは「彼はこのチームを優勝に導くための最高の人物です」と実績のある新監督に大きな期待を込めていた。

 米球界最大のスキャンダルとも言われるサイン盗みは今も尚、騒動の収集がつかない状況となっている。今シーズンはアストロズに対する非難も大きくなることが予想されるが「街、球団、選手たちを大変気の毒に思っています。しかし、これは新たな始まりです。私は選手たちのこの街に対する、この街の選手たちに対する、選手たちのお互いに対する愛を感じました。とてもポジティブなものになると思います。監督を引き受けた時に挑戦になることは分かっていました。しかし、私は常に挑戦を受けて立ちます」と意気込みを口にしている。

(Full-Count編集部)

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