鷹、キャンプのテーマは「QED」 工藤監督が訓示「強さの証明に繋がる」

全体ミーティングで選手・スタッフに訓示したソフトバンク・工藤公康監督【写真:福谷佑介】
全体ミーティングで選手・スタッフに訓示したソフトバンク・工藤公康監督【写真:福谷佑介】

Question、Effort、Discussionの頭文字を取って「QED」

 ソフトバンクの工藤公康監督が、2月1日からの春季キャンプのテーマを「QED」に設定した。キャンプインを前にした31日、全選手、スタッフがキャンプ地の宮崎入り。早速、全体ミーティングを行うと、指揮官はQuestion、Effort、Discussionを持ってキャンプに臨むように訓示した。

 全体ミーティングを終えた指揮官は「クエスションを持つこと、練習を頑張ること、ディスカッション、この3つを大事にしていこうと伝えました」と明かした。「QED」とは元々はラテン語で数学、哲学などにおける「Quod earth Demonstrandum」の頭文字で「証明された」ことを示すもの、だ。

 意図する中身は違うものの、工藤監督は「「クエスションを持つことは生活していく中、練習していく中でもっとできることがあるんじゃないか、と考えて、コーチと話して工夫、改善していく。何か疑問が生まれてこないとね。考えてやっていくことが大事。それが努力にも、ディスカッションにも繋がると思う。結果に繋がって、優勝すれば、強さの証明に繋がると捉えることもできる」と語った。

「選手もそうですし、球団も『よしここから』という気持ちを持っている。1番最初が肝心なので考えを伝えさせてもらった。チーム一丸となって『ONE TEAM』として戦わないといけない」とキャンプインに向けた気持ちを語った指揮官。3年ぶりのリーグ優勝、4年連続日本一に向け、ソフトバンクの鍛錬の日々が幕を開ける。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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