大谷翔平らスターに弾き出された32歳野手が現役引退 ロ軍スカウト転身へ

エンゼルスなどで通算502安打を放ったピーター・ボージャス【写真:Getty Images】
エンゼルスなどで通算502安打を放ったピーター・ボージャス【写真:Getty Images】

メジャー通算502安打、43本塁打のボージャスがロッキーズのアドバンススカウトに就任する

 エンゼルスなどで通算502安打を放ったピーター・ボージャス氏がロッキーズのアドバンススカウトに就任する。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」など米複数メディアが伝えた。

 32歳のボージャスは10年にエンゼルスでメジャーデビュー。11年に147試合出場、打率.271、12本塁打、43打点をマークしたが、マイク・トラウトの台頭で翌12年から出場減。18年にプレーしたブレーブスではロナルド・アクーニャJr.のメジャー昇格で自由契約となり、エンゼルスに復帰した昨季は大谷翔平の打者復帰に伴って自由契約となっていた“苦労人”だ。

 スターの出現によって出場機会を奪われたが、メジャー通算9年間で875試合出場し、502安打、43本塁打、170打点を記録。セカンドキャリアとなるアドバンススカウトではデータ収集や分析などを行うようだ。米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「ロッキーズは素晴らしい動きを見せた。ベテラン外野手ピーター・ボージャスをアドバンススカウトに迎えた」と伝えた。

(Full-Count編集部)

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