オリ新助っ人ジョーンズの打撃に“007”驚愕 西武「ファンになった」鷹「率も残す」

ランチ特打を行ったオリックスの新助っ人アダム・ジョーンズ【写真:橋本健吾】
ランチ特打を行ったオリックスの新助っ人アダム・ジョーンズ【写真:橋本健吾】

ランチ特打では61スイングで7本の柵越えを見せたジョーンズ、広角に打つ場面も

 オリックスのメジャー通算282発の新助っ人、アダム・ジョーンズ外野手は1日、宮崎・清武SOKKENスタジアムでスタートした春季キャンプで豪快な打撃を見せた。ランチ特打では61スイングで7本の柵越え。広角に打ち分ける打撃技術に他球団スコアラーも驚きの声を上げた。

 キャンプ初日から注目の助っ人がその片鱗を見せた。ランチ特打では素手でバットを握り、逆方向へシャープな打撃を見せたと思えば、真ん中にきた速球は豪快へ左翼スタンドへ運ぶパワーも見せつけた。

 スタンドで熱視線を送ったライバル球団“007”もMLB通算282発の実績を誇る本物の打撃に目を奪われていた。リーグ連覇の西武・亀井スコアラーは「やりそうな予感。本物ですから見ていて楽しい。ファンになっちゃったよ。彼が入ることで打撃の幅が広がる」と、思わず本音をもらした。

 また日本一シリーズ3連覇中のソフトバンク竹口スコアラーも「グリップが動かない。後ろに軸があり率も残すと思う。いいバッターのコツだよね。それなりの成績を残すバッター」と分析した。

 まだ、初日だが他球団を驚愕させたジョーンズの打撃。昨年、最下位に終わったチームの救世主になれるか。今後も注目が集まる。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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