14年ぶり西武復帰の松坂、急勾配の長い階段に“悲鳴”　「上ることは拒否しました」

ブルペンには入らず、キャッチボールやランニングなどを精力的にこなした

　14年ぶりに西武に復帰した松坂大輔投手が1日、宮崎・南郷でのキャンプ初日を終えた。「天気がよくて暖かかったけれど、疲れました」などと感想を語った。“平成の怪物”復帰効果で、報道陣の中には“昭和の怪物”こと江川卓氏（元巨人）、NHKの大越健介キャスターの姿もあり、注目度の高さをうかがわせた。

　松坂は前日に予告した通り、ブルペンに入ることはなかったが、ウオーミングアップ、キャッチボール、投内連係、外野フェンス沿いのランニング、ウエートトレなどを精力的にこなした。ブルペンで渡辺久信GM、潮崎哲也球団編成グループディレクターと言葉を交わしながら、ドラフト1位ルーキーの宮川哲投手（東芝）らのピッチングに熱視線を送るシーンもあった。

　メーン球場からサブグラウンドへ降りる急こう配の長い階段には「上ることは拒否しました」と苦笑。ウエートトレーニングのため階段を上る際には球団の車に乗車して移動した。

（宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki）