いきなり152キロの鷹・古谷に絶賛の嵐 投手コーチ「強烈」「十分戦力に」
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対戦した釜元もお手上げ「この時期にアレを打つのは無理」
ソフトバンクの2016年ドラフト2位左腕・古谷優人投手が、驚愕のピッチングを披露した。宮崎キャンプ3日目から投手陣の打撃投手登板がスタート。泉圭輔投手、育成の尾形崇斗投手とともに登板した古谷は最速152キロをマークするなど、猛アピールに成功した。
3人の中でも古谷が圧巻だった。釜元豪外野手、真砂勇介外野手の2人を相手に40球を投げ、安打性は真砂の2本だけ。唸るような真っ直ぐを次々に投げ込み、最速はこの時期としては出色の152キロをマークした。
この古谷の投球には周囲も驚きを隠せなかった。工藤公康監督が「ボールの走りは良かったと思います。速いですねぇ、この時期で152キロは…」と目を細めれば、森山良二投手コーチも「強烈ですね。驚きました。左で150キロを超えるのは貴重な存在」と絶賛。育成選手の尾形とともに「十分に戦力になりうる存在」と評価した。
この時期は打者はまだ生きたボールに目が慣れておらず、圧倒的に投手が有利である。その上で、この時期としては異例の152キロのボールに対戦した釜元は「あんなの地獄でしょう。この時期にアレを打つのは無理です」と、お手上げだった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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