オリ17年ドラ1田嶋がフリー打撃登板で“完全投球” 指揮官絶賛「ローテに入って」
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西村、西浦を相手に35球を投げ安打性の当たりは0本、本人も「良い状態だと思う」
オリックスの田嶋大樹投手が4日、今キャンプ初のフリー打撃に登板し打者2人を相手に35球を投げ安打性0本の“完全投球”を見せ先発ローテへ猛アピールした。
2017年のドラフト1位左腕が順調な調整を見せつけた。キレのある直球にスライダーと変化球を交え西村、西浦を相手に35球を投げ込み、安打性の当たりは0本と完璧な内容だった。本人も「相手も真っすぐと分かっている中で振りに来ている。いい状態だと思います」と手応えを口にした。
ルーキーイヤーの18年は6月に6勝を挙げる快進撃を見せたが、その後は左肘の張りもあり1軍に復帰することはなかった。昨季も6月5日のDeNA戦で約1年ぶりの勝利を挙げたが3勝に終わり、今季は勝負の1年になる。
順調な調整を見せる左腕に西村監督も「良いボールを投げていた。表情も明るいし良いことじゃないか。去年までは本人も納得できてないと思う。ローテに入って来てくれないとね」と大きな期待を込めた。
山岡、山本のダブルエースに完全復活した左腕が加われば強力な先発ローテが完成する。3年目のシーズンに向け田嶋は「シンプルに1つ1つ積み重ねていって、1年間投げられるようにしたい」と活躍を誓っていた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)
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