前田健太のツインズ移籍が消滅も!? 三角トレードに“第4のチーム”浮上の可能性
ドジャースとRソックスは交渉継続、2球団間かツインズ以外のチーム交えてトレード成立も
ドジャースの前田健太投手のツインズ移籍が消滅する可能性が出てきた。レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手、デビッド・プライス投手らが絡む大型三角トレードについて、米名物記者はツインズが除外されるかもしれないとレポート。2チーム間のトレード、ツインズ以外のチームを交えての三角トレードを模索しているといい、その場合は前田がミネソタに行くことはなくなる。
超大型三角トレードについては、米メディアが4日(同5日)に一斉にレポート。ドジャースが前田をツインズ、23歳のアレックス・ベルドゥーゴ外野手をレッドソックスへ放出し、18年MVPのムーキー・ベッツ外野手、通算150勝左腕デビッド・プライス投手を獲得、ツインズからは21歳の若手有望株グラテロルがレッドソックスに移籍すると報じられていた。
さらに、この大型トレードを受けて、大谷翔平投手の所属するエンゼルスが昨季36本塁打、通算123本塁打を誇るジョク・ピーダーソン外野手、先発右腕ロス・ストリップリング投手をトレードで獲得することが伝えられていたが、最終局面で三角トレードの交渉が難航。グラテロルの身体検査で異常が発覚したことが原因とされており、ピーダーソンとストリップリングの移籍も暗礁に乗り上げていた。
現状について、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は「ムーキー(ベッツ)の大型トレードをまとめようと、レッドソックスとツインズが多くやりとりしている。念のため、レッドソックスとドジャースはツインズなしで直接、もしくは他の第三球団を含めて、トレードを成立させる方法も探っている」とツイート。ドジャースとレッドソックスはあらゆる可能性を模索しており、ツインズが除外される可能性が浮上しているというのだ。
3球団の思惑が合致して成立するはずだったトレードだが、まさかの事態に。前田がドジャースから移籍する可能性はまだ残されているものの、ツインズが除外されるとなれば、少なくともミネソタ行きはなくなる。もちろん、ドジャース残留の可能性も残されている。前田は今季、どのチームでプレーすることになるのだろうか。
(Full-Count編集部)