超斬新! 米テキサス州の“青い野球場”が話題 なぜ奇抜なフィールドが生まれた?

米テキサス州の高校の奇抜すぎるグラウンドが話題に
米テキサス州の高校の奇抜すぎるグラウンドが話題に

近所の空港を離着陸する飛行機からもくっきり…アメリカ・テキサス州の高校のグラウンド

 野球場と言えば、青い空に映える緑の芝と、土の色のコントラストを思い浮かべるだろう。もしくは、河原にあるような全面土のグラウンドかもしれない。米テキサス州ダラスにあるパリッシュ・エピスコパル高はそういったこれまでの常識を破る、奇抜すぎるグラウンドをつくり話題となった。

「この極めて楽しい青い野球場を見て」。MLB公式サイトが掲載したのは、目がチカチカするほどフィールドが青い野球場だ。「これは『頭を強く打って病院に行かなきゃ』という気持ちにさせるが、そのように見えることに心配ない」。まさに目を疑うようなビビッドカラーだが、なぜこんなグラウンドが誕生したのか。

 この高校はダラス・ラブフィールド空港に離着陸する飛行機から見え、さらに目立つようにしたかったといい、フットボールフィールドは既に青くしたので、野球場も青くすることにしたようだ。

 しかもこの芝は塗料で染めたものではなく、アストロターフ社が初めから青く作った芝なのだとか。青だけでなく様々な色が選べ、全て人工芝で色落ちしないという。

 この芝を用い、シンメトリー・ターフ社のウェイン・ポーグ氏が45日間かけて、この「クッキーモンスターのような表面」を作った。「間違いなく異例ですが、気に入っています。ナイスです。選手たちはこのフィールドで練習し、緑の芝と変わらないと言っていました。何の問題もありません」とポーグ氏。選手に影響がないとはいえ、見ている側を不安にさせる青すぎるグラウンド。このカラフルな芝が今後トレンドとなることはあるのだろうか?

【動画】超斬新! 見渡す限り“真っ青”な野球場の実際の映像

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