大谷翔平、新ルール変更で開幕から二刀流登録可能に MLB公式「今季資格を取得する」

スプリングトレーニングで始動したエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】
スプリングトレーニングで始動したエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】

「二刀流選手(Two-Way Player)」の登録は19年、20年が条件だったが18年の成績も含まれることに

 今シーズン、二刀流復活を目指す大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、アリゾナ州テンピで行われるバッテリー組のスプリングトレーニングで始動した。さらに大谷に朗報も飛び込んできた。MLB公式サイトは大谷が開幕から「二刀流選手(Two-Way Player)」として登録が可能となったことを発表した。

 二刀流復活を目指す大谷に朗報だ。今シーズンから新ルールとして適用される「二刀流選手」。当初は登録に前年かその年に投手で20イニング以上、野手で20試合以上の先発出場、なおかつその20試合で最低3打席の条件だったが、MLB公式サイトは「2020年の二刀流登録では、2018年に条件を満たした選手も、今季資格を取得することになる」と発表。

 大谷は新人王を獲得した2018年に投手として52回2/3(4勝)、野手として114試合に出場しているが、当初の新ルールの資格は19年と今シーズンが条件。昨季の大谷は打者に専念しており、本来なら開幕の時点で二刀流の枠での登録はできなかった。

 同サイトは「オオタニは昨年はTJ手術のためマウンドに立つことができなかったけれど、新人時代の18年には実際に登板しているため、即座にエンゼルスの二刀流選手として登録することが可能である」と、二刀流復活を目指す大谷の名前を挙げ、ルール変更を紹介した。

(Full-Count編集部)

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