日ハム金子、初実戦で2回完全 スローカーブに手応え「信用できれば楽になる」

日本ハム・金子弌大【写真:石川加奈子】
日本ハム・金子弌大【写真:石川加奈子】

楽天との練習試合に先発し、24球で6人の打者を封じた

 日本ハムの金子弌大投手が13日、沖縄・名護で行われた楽天との練習試合に先発。今季初実戦で2回を打者6人パーフェクトに抑えた。

 初回は山崎を左邪飛、小深田を投ゴロ、島内を三邪飛と左打者3人11球で片付けた。続く2回は内田を二ゴロ、銀次を左飛、オコエを右飛に打ち取った。球数は計24球。完ぺきなスタートに「ある程度ストライクが取れて、投げたいところに投げられて良かったです」と振り返った。

 手応えを感じたのは、内田に対してカウント1-1からストライクを奪った107キロのカーブ。「ストライクを取るのにあまり信用していない球でしたが、それが信用できれば楽になるし、ピッチングの幅が多少広がる」とうなずいた。

昨季はショートスターターなど様々な場面で26試合に登板し、8勝7敗2ホールド、防御率3.40の成績を残した。例年より開幕が1週間早まるシーズンインへ向けて「今しかできないことをやって、意図した球を投げられるように」と調整を続けていく。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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