ア軍コレア、サイン盗み謝罪も電子機器使用は「100%」否定 首謀者ベルトランを“擁護”
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スプリングトレーニング施設で謝罪会見「弁解の余地はありません」
3人の監督が解任されるなどメジャー史上最大のスキャンダルとなったサイン盗み。事の発端となったアストロズは13日(日本時間14日)、フロリダのスプリングトレーニング施設で謝罪会見を行った。カルロス・コレア内野手は電子機器の使用について「誰も使用していなかった。100%確信しています」と断言した。地元紙「ヒューストン・クロニクル」が伝えている。
ジム・クレイン球団オーナー、ホセ・アルトゥーベ、アレックス・ブレグマン、そしてダスティ・ベイカー新監督らが謝罪会見に出席。ファンに向け謝罪を行う中、コレアも「弁解の余地はありません。2017年にしてしまったことは私たちの犯した間違いでした。私たちは本当に申し訳なく思っています」とコメント。
サイン盗みは2017年、18年の2年間行われていたことが証明されているが「他球団の選手たちのキャリアに影響を及ぼし、試合にも何らかの形で影響を与えてしまいました。思い返してみると、とにかく酷いことでした」と謝罪の言葉を口にした。
また、電子機器のユニホームに忍ばせて相手のサインを盗んでいたことについては「それは嘘です。誰も使用してはいなかった。チームとして100%確信しています」と断言した。
サイン盗みの首謀者とされ、メッツ監督を解任となっていたカルロス・ベルトラン氏については「彼は最高のチームメイトでした。ベルトランは間違いなくクラブハウスの中のリーダー。彼の発言、そして私たちの行いがどんなものであれ、チームとして止めるチャンスがあった。だが、私たちはそうしなかったのです」と語っていた。
(Full-Count編集部)
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