ソフトバンク、故障者続出はや9人目… 甲斐野が右肘違和感で離脱

ソフトバンク・甲斐野央【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・甲斐野央【写真:藤浦一都】

キャンプ初日の千賀に始まり高橋礼や内川も別メニュー、全体で離脱者は14人

 ソフトバンクの甲斐野央投手が右肘の違和感のため、離脱することになった。宮崎キャンプ第4クール初日の15日から別メニューでの調整となる。第1クールから調子が上がらず、第3クールは投球練習を1度も行っていなかった。

 昨季は勝利の方程式の一角を担い、65試合に登板して2勝5敗26ホールド8セーブをマークした甲斐野。オフには野球日本代表「侍ジャパン」の一員としてプレミア12の優勝にも貢献し、ルーキーイヤーからフル回転していた。今季もセットアッパーとして期待されていただけに、チームにとっても痛い出遅れとなる。

 3年ぶりのリーグ優勝、4年連続の日本一を狙うソフトバンクだが、キャンプ中から故障者が続出している。キャンプ初日に千賀滉大投手が右ふくらはぎの張りのため別メニュー調整に。さらにドラフト2位の海野隆司捕手が右肘違和感、椎野新投手が右肩違和感、田中正義投手が右肘違和感で相次いで離脱した。

 さらに、内川聖一内野手が左膝の違和感で別メニューに。大竹耕太郎投手が左肘の張り、高橋礼投手が左太もも裏を痛めて、こちらも離脱した。すでに投球練習を再開しているものの、高橋純平投手も股関節の張りで数日、別メニューとなっており、主力の集うA組だけで9人が負傷したことになる。

 また、柳田悠岐外野手と武田翔太投手が右肘手術からのリハビリを継続中。このほかにも増田珠内野手や加治屋蓮投手、笠谷俊介投手もリハビリ組におり、実に14人もの故障者を現時点で抱えていることになる。

【ソフトバンクの主な故障者】
・千賀滉大(右ふくらはぎ張り→投球練習再開)
・高橋礼投手(左太もも裏痛→別メニュー)
・甲斐野央投手(右肘違和感→別メニュー)
・椎野新投手(右肩違和感→リハビリ組)
・田中正義投手(右肘違和感→リハビリ組)
・大竹耕太郎投手(左前腕部筋損傷→リハビリ組)
・高橋純平投手(股関節張り→投球練習再開)
・海野隆司捕手(右肘違和感→リハビリ組)
・内川聖一内野手(左膝関節炎→別メニュー)

・武田翔太投手(右肘手術でリハビリ中)
・柳田悠岐外野手(右肘手術でリハビリ中)

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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