「僕はトップにならない」…昨季“死球王”、ア軍への報復死球増で“首位陥落”予想!?

昨季MLBの“死球王”だったカブスのアンソニー・リゾ【写真:Getty Images】
昨季MLBの“死球王”だったカブスのアンソニー・リゾ【写真:Getty Images】

通算145死球のリゾは昨季メジャートップの死球数も…ゴミ箱の画像を添えて皮肉投稿

 アストロズのサイン盗み騒動に、他球団の選手たちからの怒りの声が止まらない。その怒りの凄まじさに、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーが“報復死球禁止”を発言する事態ともなったが、カブスのアンソニー・リゾ内野手はこの展開を皮肉っている。

 米メディア「NBCスポーツ」によると、リゾは自身のインスタグラムのストーリーに「僕は今年メジャーリーグでトップの死球数にならないと言えると思う……」と、3つのごみ箱のGIF画像を添えて投稿した。アストロズはセンターのカメラで相手捕手のサインを盗み見し、ベンチ裏のゴミ箱を叩くことで球種を打者に知らせていたとされている。

 実はリゾ、9年のMLBキャリアで通算145回死球を受けており、この通算死球数は現役選手の中で2番目の多さだという。現役トップはレンジャーズの秋信守外野手だが、15年間で通算150死球と、その確率はリゾの方が上だ。昨季はメジャートップの死球数だったが、今季はそれを上回る選手がアストロズにいるという意味なら、かなり物騒なからかい方だ。

 今季のアストロズ選手が死球を受ければ、当然サイン盗み騒動と絡められるだろう。コミッショナーの“禁止令”はどこまで効果を発揮するだろうか。

(Full-Count編集部)

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