秋山翔吾の“デビュー戦”を米メディア評価 「出塁能力は先頭打者に探していたもの」

レッズ・秋山翔吾【写真:Getty Images】
レッズ・秋山翔吾【写真:Getty Images】

AP通信は「何ができるかファンに少しだけ見せた」とも伝えた

■ホワイトソックス 7-2 レッズ(オープン戦・日本時間24日・グッドイヤー)

 レッズの秋山翔吾外野手が23日(日本時間24日)、本拠地でのホワイトソックスとのオープン戦に初出場。「1番・中堅」でスタメン出場し、初打席で98マイル(約158キロ)の直球を鮮やかに打ち返す中前打を放つなど3打数1安打の内容だった。米メディアは「(秋山の)出塁能力はレッズが先頭打者に探していたもの」などと評価している。

 AP通信は「新しい外野手の秋山が、色々なことが起こったレッズのデビュー戦でシングルを打って盗塁を試みた」とのタイトルで伝えた。記事は「ショウゴ・アキヤマが先頭打者として、外野手として何が出来るか、シンシナティのファンに少しだけ見せた」と指摘。この試合に多くの日本メディアが集まったことにも言及した。

 この日の秋山は初回に昨季メジャーデビューした右腕ディラン・シーズと対戦し、いきなり中前打を放った。2打席目はニゴロ。4回も1死一、二塁のチャンスで迎えた第3打席は一ゴロに倒れ、一塁に残った秋山は二盗を試みるもアウトになり、この回限りで交代となった。

 記事は「彼がレッズのレギュラーとしてセンターを守るかはまだ分からないが、出塁能力は、レッズが先頭打者に探していたものだ」と指摘。「彼はもちろんフィールドの内外でまだ学んでいる状況だ。今日も彼は一塁から離れすぎて、もう少しでけん制で刺されそうになった」と伝えている。

 さらに「レッズのファンもアキヤマに慣れようとしてる段階だ。彼がスターティングラインナップで紹介されたとき、軽めの拍手が起きた」と報じている。

 オープン戦初戦で能力の一端を発揮した秋山。AP通信もその出塁能力を高く評価しているようだ。

(Full-Count編集部=AP)

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