鷹バレンティン、志願“おかわり打席”で初本塁打 工藤監督「いつ出てもおかしくない、と」

ソフトバンク・工藤監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・工藤監督【写真:福谷佑介】

ドラ3津森の好投も絶賛「気持ちのいいものだったと思う」

 ソフトバンクは26日、宮崎市・生目の杜運動公園アイビースタジアムで「球春みやざきベースボールゲームズ」ロッテ戦を戦い、6-4で逆転勝ちした。23日のオリックスとのオープン戦から対外試合3連勝となった。

 1点ビハインドの4回に甲斐拓也捕手がソロ本塁打を放ち追いつくと、3点差とされた6回にはウラディミール・バレンティン外野手が“移籍後初本塁打”となる2ランを放って1点差に。8回に一気に3点を奪って試合をひっくり返した。

 バレンティンが一発を放った3打席目は自らが志願して立った打席。その打席で待望の一発が飛び出し、工藤公康監督は「彼自身もホッとしただろうし、打撃の状態はいいからいつ出てもおかしくないとは思っていた。いいものが見えたから、もう1打席となったんだろう」と目を細めていた。

 先発のリック・バンデンハーク投手は3回を投げて2安打無失点と開幕ローテ入りへ順調さをアピール。指揮官も「順調な姿を見せてもらった」と高く評価した。3番手で登板したドラフト3位ルーキー津森宥紀は2回を投げて無失点、4連続三振を奪ってアピール。工藤監督も「ランナー出してから見違えるようなピッチングでしたね。腕を振って投げる姿は見ている人も気持ちいいものだったと思う。闘志を剥き出しにするのも投手として大事」と語り、若い右腕の投球を絶賛していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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