筒香嘉智の三塁守備に、正遊撃手も“太鼓判” 「とても良い動きをしていた」

レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】
レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

遊撃手アダメスは変形シフトを敷く際、筒香に守備位置の指示をしていた

■ツインズ 10-8 レイズ(オープン戦・日本時間27日・シャーロット)

 レイズの筒香嘉智内野手が26日(日本時間27日)、フロリダ州ポートシャーロットで行われたツインズ戦に「5番・三塁」で先発出場。2打数無安打に終わったが、初めて就いた三塁の守備ではボテボテのゴロを1本軽快にさばいた。さらにチームが敷いた変形シフトでは遊撃の位置に就くことも。筒香の隣で三遊間を形成した遊撃手のウィリー・アダメスは「よい動きをしていた」と評した。米メディア「フォックス・スポーツ」がツイッターで伝えている。

「フォックス・スポーツ」はツイッターに「ツツゴウがレイズのシフトに慣れるように助けているとアダメスが語った」などと投稿し、アダメスの試合後インタビュー動画をアップした。ドミニカ共和国出身の24歳は筒香について、こう語っている。

 シフトについては「僕らはインフィールドですごく動くんだけど、彼(筒香)が正しい位置で守るように助けている。彼が心地よくプレーできるようにね」と助言していることを明かした。

 そして「彼は本当に楽しいよ。今シーズンはすごく楽しくなると思う。彼がスペイン語が出来るなんて知らなかったよ。僕に全部スペイン語で話しかけてくる。だから、僕も日本語を少し話そうとしている」と円滑にコミュニケーションを取っていることを明かし、三塁の守備にも信頼を寄せた。

 筒香がゴロをさばいた後に「こんなことが出来るなんて知らなかったよ」って声を掛けたというアダメスはこう感想を述べている。「三塁でプレーするのは見たことなかったけど、とても良い動きをしていた。それが見られてよかった」。

 アダメスは昨季152試合に出場し、20本塁打を放った強肩強打の遊撃手。今季のレイズは筒香&アダメスの三遊間コンビが多くみられるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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