大谷翔平の“マッチョ化”は正しい! エ軍GM「土台、力強さが回復を促進する」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

エプラーGM「さらに素晴らしい起用法を我々が検討できるような段階まで…」

 今季中の二刀流復活に期待がかかるエンゼルスの大谷翔平投手。このスプリングトレーニングでは明らかに“マッチョ化”していることは米メディアでも話題となっているが、ビリー・エプラーGMは大谷の方向性に賛同しているようだ。米メディア「ジ・アスレチック」が伝えている。

 まるでポパイのようにムキムキになった両肩に腕の筋肉。野球のプレーに悪影響が出るんじゃないか。そんな意見を一蹴するように、エプラーGMは「彼は非常に素晴らしいアスリートだ」と高評価した。理由は18年10月に受けた右肘のトミー・ジョン手術からの投手復帰を目指している最中だからだという。記事では「エプラーGMの考えでは、オオタニの発達した脚や肩を始めとした、よりがっしりした(身体的な)土台があることで、手術した肘への負担を減らすことができるとしている」と解説を加えた上で、エプラーGMのコメントを紹介している。

「この土台、そしてこの力強さが回復を促進することだろう。そして願わくば、さらに素晴らしい起用法を我々が検討し始められる程の支えになってくれればと思う」

 メジャー1年目の18年は週1試合でマウンドに上がり、週4試合で打者として出場していた。同メディアも「もしオオタニが本来の強さ(もしくはそれを上回るほど)を取り戻せるのであれば、さらに多くの(起用法の)可能性を与えることになるかもしれない」と期待した。

 “知将”マドン監督は投打同時に出場させるリアル二刀流、また外野手として出場させる可能性を示唆している。エプラーGMは手術明けとあって慎重な起用方針だが、将来的な可能性は決してゼロではなさそうだ。

(Full-Count編集部)

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