筒香嘉智、2本のタイムリー! OP戦打率.571も淡々「ヒットどうこうよりも…」

レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】
レイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

オープン戦は4試合で7打数4安打の打率.571、1本塁打、3打点、2四球

■レイズ 6-3 タイガース(オープン戦・日本時間28日・シャーロット)

 レイズの筒香嘉智選手は27日(日本時間28日)、ポートシャーロットの本拠地でタイガース戦に「3番・DH」で先発出場し、一塁強襲安打と左翼線への適時二塁打を含む2打点を挙げる活躍。3打数2安打2打点1得点1三振の内容。今オープン戦初の複数安打を記録した。

 相手先発は13年に最多勝、14年にノーヒットノーランを記録するジマーマン。実績のある右腕に対し、第1打席は初回1死二塁で対戦。初球、内寄り高めの速球を引っ張ると、打球は一塁手のグラブを弾き右前に転がる適時打となった。3回の第2打席は、カーブにバットが空を切り空振り三振に倒れた。

 5回の第3打席は2死一塁で迎え、4番手左腕アレキサンダーから外より高めの直球を左翼線へ流し打ち、この日2打点目を挙げた。二塁に到達後、代走を送られて退いた。

 筒香はここまでオープン戦4試合に出場し、7打数4安打(1本塁打)打率.571。調子を上げているが、本人は数字にこだわらず、「ヒットどうこうよりは体のコンディションが徐々に良くなってきているので、それが一番と思っています」と話し、外野と内野の守備も任される中で、健康面の不安はない。しかし、キャンプインからちょうど10日目を終え、キャッシュ監督は休養を勧め、28日(同29日)は練習にも参加しない完全休養が決まった。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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