菊池雄星、指揮官も納得の3回途中1失点 MLB公式「とても勇気づけられるもの」

マリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
マリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

オープン戦初登板となる前回は、2回途中3失点(自責2)で降板していた

■マリナーズ 6-2 Dバックス(オープン戦・日本時間29日・スコッツデール)

 マリナーズの菊池雄星投手が28日(日本時間29日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦でオープン戦2度目となる先発し、2回1/3を投げ1安打1失点、2四球、3奪三振で勝利投手となった。前回のホロ苦な初登板からの復調をMLB公式は「とても勇気づけられるものだった」と称賛している。

「キクチは改善している」との見出しで掲載された記事では、「とてもポジティブなサインを見せた」と左腕の復調を称賛。直球は94マイル~96マイル(約151キロ~約154キロ)まで達し、スライダーの切れも向上した、この日の投球を「とても勇気づけられるものだった」と絶賛している。

 記事では、この改善の理由としてピート・ウッドワース新投手コーチが菊池に投球練習時間をより長く与えていることが、要因であると伝えている。

 また、米スポーツ局「ESPNシアトル」は、スコット・サービス監督が「彼の手から投げられたボールに速度が増していることで、その他のことも良くなる。もちろん、他にやらなければいけないことはあるが、彼は今日はやり遂げた。今日はよい投球だった」と菊池の投球に納得した様子を伝えた。

 昨季は、32試合登板し、6勝11敗、防御率5.46に終わった菊池。新フォームで臨んだ今季初登板は、2回途中3失点(自責2)降板と不安の残る投球内容になっていた。そんな前回登板からの改善に、米メディア、指揮官からは喜びの声が挙がっている。

(Full-Count編集部)

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