鷹、燕に零封負け ローテ当確のバンデンハークは4回途中1失点、工藤監督「順調」

オープン戦に先発したソフトバンクのリック・バンデンハーク【写真:福谷佑介】
オープン戦に先発したソフトバンクのリック・バンデンハーク【写真:福谷佑介】

打線はわずか3安打に終わり、零封負け

■ヤクルト 2-0 ソフトバンク(オープン戦・3日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは3日、本拠地PayPayドームでヤクルトとオープン戦を戦い、2-0で敗れた。

 先発のバンデンハークは3回、味方の失策から走者を背負うと、吉田大成に中前適時打を許して先制点を献上。球数が予定の70球を超えたため、3回2/3を投げて3安打5奪三振1失点で降板した。5回には、3番手の川原が3つの四球で満塁のピンチを背負い、松田宣の失策の間に失点した。

 6回には4番手でサファテが348日ぶりに実戦復帰。1イニングを投げて1安打無失点、最速は144キロだった。その後は売り出し中の古谷が2回、育成の尾形が1回を無失点に封じた。打線はヤクルト先発の高梨の前に5回まで3安打に抑えられて無得点。その後も清水、昨季までソフトバンクの育成選手だった長谷川宙、そして金久保のリレーの前にゼロ行進が続き、わずか3安打で零封負けとなった。

 試合後、工藤公康監督は「(バンデンハークは)多くても75球ということだったので交代しましたけど、順調にきていると思います」と開幕ローテ入りが確実な助っ人右腕の仕上がりに納得の表情。実戦復帰を果たしたサファテについても「内容云々よりも投げられたことが、本人にとっても我々にとっても収穫」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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